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切り屑を処理するチップブレーカー
コラム
切削工具を使い、材料を削っていくと切り屑が発生します。
長く伸びた切り屑を切りっぱなしの状態にしておくとデメリットがあるため、工具の先端に付けた「チップブレーカー」で処理していきます。
切り屑をそのままにしておくデメリットには、以下のものが挙げられるでしょう。
- 切り屑が工具に巻き付いて刃先が破損する
- 作業者の手や指の怪我の原因になる
- 仕上がり面に擦れて、傷をつけてしまう
- 細かな隙間を詰まらせてしまう など
切り屑を切断するため、刃先のすくい面に付けられた溝や突起のことを「チップブレーカー」と言います。
チップブレーカーがあることで、切削時の抵抗が弱まり切れ味の精度がアップ。
工具に切り屑がまとわりつきにくくなるので、工具の寿命が延びます。