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スロアウェイ、インサートチップのメリットとデメリット
コラム
今回は、スロアウェイチップのメリットとデメリットをご紹介します。
切削加工でスロアウェイチップを使うメリットを見てみましょう。
チップ形状の種類が豊富なので、加工したい内容に合わせて選べます。
刃の交換も簡単にホルダーから取り外しができるので、初心者でも扱いやすい点もメリットです。
また加工により刃先が摩耗した場合は、新しいものにつけかえるだけ。
再研磨の手間がかかりません。
スロアウェイチップのデメリットは、加工できる範囲に限りがあることです。
小さすぎる穴の加工は、チップの大きさにより難しいでしょう。
また、刃が先の方にしかついていないため、切り込み量を大きくした加工にも向いていません。
必要な形状に合わせて何種類が用意する必要があります。
「切削加工=スロアウェイチップが最善」とは言い切れるものではないため、材料や加工したい内容、コストなど多角的な視点で工具を選択しましょう。
なお、弊社ではスロアウェイ、インサートチップのR成形や、
ブレーカー変更などの加工もしておりますのでご相談ください