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スロアウェイチップ(インサートチップ)の材質
コラム
スロアウェイチップ(インサートチップ)には、さまざまな形や材質で作られたものがあります。
刃先を取り換えるだけで多くの加工ができるため、作業性の良さがスロアウェイチップのメリットです。
今回は、スロアウェイチップに使われる主な素材をご紹介します。
●超硬合金
●サーメット
●ダイヤモンド・PCD
●CBN
●セラミックス
●ハイス
超硬合金はもっとも一般的な素材で、たくさんのスロアウェイチップで使用。
硬さと粘り強さの両方の特長を持つため、汎用性に富んでいます。
サーメットは超硬合金にチタン化合物を加えたものです。
超硬合金より軽く耐熱性に優れていますが、衝撃に対し脆い点がデメリット。
「世界で一番硬い石」とも言われるダイヤモンドを使ったスロアウェイチップは、切削工程に多く使用されます。
CBNやセラミックスは、ダイヤモンドに近い強度があり、高い耐熱性が特長です。
高速度鋼とも呼ばれるハイスは、高速での切削に耐えられる素材。
スピーディーな加工をする際に使用されることが多いでしょう。