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座ぐり加工
コラム
加工物に穴をあける加工には4つの方法があり、「穴あけ加工」「座ぐり加工」「リーマ加工」「タップ加工」に分けられます。
あけた穴をどのように使うのかを考えたうえで、工法の選択をしましょう。
今回は、座ぐり加工の工程についてご紹介します。
②座ぐり加工
座ぐりとは、ボルトの頭部や座金が飛び出さないように加工した部分のことです。
ねじ穴をあけた後に、段差を追加し表面をたいらにします。
くぼみにボルトや座金がはまるため、締めた後の表面が出っ張りが目立ちにくいでしょう。
ボルト頭部と加工物の接地面が増えるため、より強固に締まる効果もあります。
使用する工具は「座ぐりドリル」や「エンドミル」、「沈めフライス」などです。
穴あけと座ぐり加工を一度にできる座ぐりドリルは、工数削減に効果的でしょう。