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超硬工具の再研磨・タイミングが遅れると?
コラム
超硬工具は、再研磨のタイミングの見極めが大切です。
切り屑の色や形状、加工した素材の精度などから判断したり、加工量や加工時間で管理したりなどの方法で、再研磨をするタイミングを見極めます。
では、再研磨のタイミングが遅れてしまうと超硬工具にどのような問題が生じるのでしょうか?
再研磨のタイミングの見極めは、超硬工具の使用寿命に大きく影響を与えます。
再研磨では摩耗した刃先を除去したり切断したりします。
適切なタイミングで再研磨をおこなえば、削り取る部分は少量です。
しかし再研磨の時期が遅くなればなるほど、摩耗した部分は大きいもの。
本来の精度を取り戻すためには、たくさんの量を削り取らなければいけません。
削る量が多いと、再研磨できる回数が少なくなります。
経済的に超硬ドリルを長く使用するには、適切なタイミングで再研磨しましょう。