スロアウェイチップは、いわゆる使い捨てをする刃です。
切れ味が悪くなった場合、バイトは再研磨をします。
スロアウェイチップは、刃先を交換するだけなので、再研磨の手間がなく作業初心者でも扱いやすい点がメリットです。

しかしいくら使い捨てとはいえ、加工精度を維持するためには交換時のメンテナンスが大切。
スロアウェイチップの取り付け面に切り屑が付着していると、刃先がうまく固定できません。
不安定な固定状態では、切削加工中にビビリが発生してしまいます。
チップを交換する際に、取り付け面に付いた切り屑をキレイに落とすようにしましょう。