リードはネジが1回転に進む長さとなります
F(mm/rev)
一般的にはピッチと同じですが
多条ねじは溝が複数あるため、ピッチ x 条数がリードになります。

リード角は、ねじの有効径の円周とリードの２辺を
直角に伸ばした二つの頂点を結ぶ角度になります
関数電卓やEXCELでの計算式をご紹介します

逆正接関数で求める場合
リード角 =(リード÷ねじ有効径ｘ円周率)tan-1　＊ tan-1 = arctan = atan

極座標変換で求める場合
リード角 =pol(ねじ有効径ｘ円周率，リード）

ネジ山の切削加工で仕上がりが悪い場合はリード角に対してが
ニゲ角が干渉しているかもしれません

その場合、角度調整が可能なホルダが市販されています
弊社ではインサートの追加工や専用ロウ付けバイトの製作なども
受け賜っておりますので、お気軽にご相談ください