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中川バイト製作所

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お知らせ&トピックス

切削加工で高い精度に仕上げるには│振動による影響

コラム

切削加工で工具と材料が触れていると、微細な振動が発生することが多々あります。
「ビビリ」と呼ばれる振動は、切削加工での加工不良を引き起こす原因に。
ビビリの発生を抑えるために、切削条件を見直しましょう。

回転数を減らすと、切削時の抵抗が少なくなります。
送り量と切り込み量は多すぎも少なすぎも良くありません。
ちょうど良いポイントを見つけ、調整します。

工具の突き出しが長すぎるのも、ビビリが発生しやすくなります。
工具を見直し、長すぎないものを選ぶようにしてください。
硬い素材の工具、太さのある工具は、振動が抑えられやすい可能性がありますよ。

加工の順も精度と高めるために検討してみませんか。
材料の厚みが薄い材料の加工は、ビビりが発生しやすいのです。
たとえば、外形加工から内径加工の順ではなく、内径加工から外形加工の順にした場合。
工具の突き出しが長くても、材料に厚みがある状態で内径加工をするので、ビビリが起きにくいでしょう。
外形加工は、厚みが薄い状態でおこないますが、工具の突き出し量を短くして作業ができますよ。

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