原因は主に刃こぼれと摩耗です。いずれの場合も、硬度や刃角度の調整が効果的です。
また、コーティングなどの手法で寿命を延ばしたり、被加工品に合わせたツールをオーダーメイドで製作したりする方法もございます。

被削材にあった超硬素材の選定、コーティング処理をすると効果的です。性能向上が見込める他、寿命の延長と高速加工が可能になります。

旋盤やフライス盤といった機器で金属を加工する際に使われる刃物です。
正式名称を刃先交換チップと言い、その名の通り交換が容易にできるのが特徴の切削工具です。

お客様のご使用状況によって手法は異なりますが、一般的には以下のような対策が挙げられます。

• 加工工程と切削工具の見直しによるサイクルタイムの短縮
• 工具の材質をグレードアップして長寿命化
• 使用後に刃先を確認し、最適な方向性を探る

単能機や手動式などの切削加工で使う製品です。
短時間で複雑な形状を加工することが出来ます、刃先形状によりますがすくい面の再研磨で何度も再生できます。

切粉の排出の悩みの多くは切削条件とブレーカー形状の変更で対策が可能です。
送り、切込みを高くすると切粉は短く切断され、逆に小さくすると切粉は長くなります。
切削条件変更により時間コストが上がってしまう場合はブレーカー形状を変更する事で解決できます。
溝底Ｒ、コーナーＲ、横切れ刃角を大きくすることで、切粉の切断を長くすることが出来ます。
切粉の排出させる方向等も溝底Ｒやリード角等を用いて誘導する事が可能です。
細かい調整はぜひ当社までご連絡ください。